仮想化された完了を監理する場合、特定の仮想化エンティティからの警告を抑制しなければならないシナリオに直面することがよくあります。特定のエンティティからの警告を抑制できる機能を使用すると、仮想化された環境の計画された保守活動を行うときにアラートのノイズを軽減できます。
HP vPVでは、ユーザー定義のルールと条件に基づいて仮想マシン、ホスト、クラスター、データストアのアラートを抑制できます。HP vPVがHP Operations Manager (HPOM) またはHP Operations Manager i (HP OMi) と統合されている場合、HP OMおよびHP OMiから直接にアラートを抑制できます。
HP vPVでアラートを抑制するには、次の手順を実行します。
次のコマンドを実行します。
<install_dir>/bin/ovconfchg -edit
ここで、インストールディレクトリは、HP vPVがインストールされているディレクトリです。デフォルトの場所は、/opt/OVです。
テキストファイルが開きます。
そのファイルで、次を入力して名前空間を作成します。
[pvcd.alert.suppress.<エンティティタイプ>.rules]
ここで、エンティティタイプは仮想マシン、ホスト、データストアまたはクラスターです。エンティティタイプは、アラートを抑制するエンティティです。複数のエンティティタイプのアラートを抑制する場合、エンティティタイプのそれぞれに対して名前空間を作成する必要があります。
たとえば、仮想マシンとホストのアラートを抑制する場合、次の2つの名前空間を作成します。
[pvcd.alert.suppress.vm.rules]
[pvcd.alert.suppress.host.rules]
[pvcd.alert.suppress.<エンティティタイプ>.rules]名前空間で、次を入力して、特定のエンティティのアラートを抑制するために使用するルールの数を定義します。
rules=<RuleName1>,<RuleName2>,..<RuleName-n>
この例では、
RuleName1、RuleName2、RuleName-nはルールに割り当てられた名前です。ここで割り当てる名前は、後続のルール宣言の名前空間で使用する必要があります。
nは、特定のエンティティのアラートを抑制するために定義する必要のあるルールの合計数を示します。
[pvcd.alert.suppress.<エンティティタイプ>.rules]名前空間で定義したルールの数に相応する名前空間を作成します。手順4で定義したすべてのルールを次の名前空間を使用して宣言する必要があります。
[pvcd.alert.suppress.<エンティティタイプ>.<RuleName1>]
[pvcd.alert.suppress.<エンティティタイプ>.<RuleName2>]
...
[pvcd.alert.suppress.<エンティティタイプ>.<RuleName-n>]
この例では、
RuleName1、RuleName2、RuleName-nは、[pvcd.alert.suppress.<エンティティタイプ>.rules]名前空間で定義したルール名です。
先ほど作成したそれぞれの[pvcd.alert.suppress.<エンティティタイプ>.名前空間で、アラートの抑制のため実装するルールを満たすために必要な句を定義します。RuleName-n]
[pvcd.alert.suppress.<エンティティタイプ>.<RuleName>]
Clause1=<メトリック名>:<演算子>:<値>
Clause2=<メトリック名>:<演算子>:<値>
...
Clause-n=<メトリック名>:<演算子>:<値>
この例では、
Clause1、Clause2、 ..、 Clause-nは、句に割り当てられた名前です。nは、定義した句の合計数です。メトリック名はルールで比較するメトリックの名前です。演算子は操作を示す記号です。演算子は値を比較するために使用されます。 次の演算子がサポートされています。
| 演算子 | 説明 |
|---|---|
EQ![]() |
等しい![]() |
NE![]() |
等しくない![]() |
GT![]() |
より多い![]() |
GTE![]() |
以上![]() |
LT![]() |
未満![]() |
LTE![]() |
以下![]() |
LIKE![]() |
指定した値のパターンを検索![]() |
値は、指定した演算子を使用して比較するメトリック値です。HP OMiでHP vPVアラートを抑制するには、次の手順を実行します。
[管理テンプレートおよびアスペクト] マネージャーを開きます。
[管理] > [操作の管理] > [モニタリング] > [管理テンプレートおよびアスペクト]
[構成フォルダー] ペインで、[構成フォルダー] > [インフラストラクチャ管理] > [vPV Management Pack] をクリックします。
[管理テンプレートおよびアスペクト] ペインで、[vPVアラート] アスペクトをクリックします。
右クリックして、[アイテムの編集] を選択します。[vPVアラート:][アスペクトの編集] ウィンドウが表示されます。
[ポリシーテンプレート] タブをクリックします。既存のポリシーテンプレートのリストが表示されます。
[vPV-SuppressAlerts] ノード情報テンプレートをダブルクリックします。[ノード情報] ウィンドウが表示されます。
HPOMでHP vPVアラートを抑制するには、次の手順を実行します。
Adamは、ある組織の仮想化技術顧問です。担当する仮想化された環境での保守活動を計画しています。Adamは、その実行時に環境のテスト仮想マシンおよびホストからのアラートを受信したくないと考えています。
そのため、システム名の一部に「test」を含む仮想マシンおよびホストからのアラートを抑制します。すべてのテスト仮想マシンおよびホストからのアラートを抑制するには、次の手順を実行します。
次のコマンドを実行します。
<install_dir>/bin/ovconfchg -edit
ここで、インストールディレクトリは、HP vPVがインストールされているディレクトリです。デフォルトの場所は、/opt/OVです。
テキストファイルが開きます。
そのファイルで、次を入力します。
[pvcd.alert.suppress.vm.rules]
rules=Rule1
[pvcd.alert.suppress.host.rules]
rules=Rule1
[pvcd.alert.suppress.vm.Rule1]
Clause1=SystemName:LIKE:%test%
[pvcd.alert.suppress.host.Rule1]
Clause1=SystemHostName:LIKE:%test%